阿賀町五十島で古民家再生工事を行っております。

まずは床が解体です。

どんな床下になっているか・・・

 

この家は築100年以上の歴史ある伝統構法の住宅。

解体をしていくと、当時の状況などいろいろと感じたり想像する部分があります。

大抵このように囲炉裏が数個出てきます。

 

 

囲炉裏の造りも様々で、今回は石で囲われたステンレスの箱が出てきました。

結構がっしり造ってありますね。

 

 

束を見てみると、まあまあ効いている状態です。

 

 

このように束木にくさびを嚙ませたような、一目で『これやばいんじゃないの？』というような状態もたくさんあります。

ただものすごい家の荷重がかかっているので、そう簡単に動きません。

 

中には当時建てた大工技術『光つけ』がしっかりできており、木と石がピタッと合っているものもあります。

このような部分に歴史と思い考えを感じます。

住まいの解剖は意外と面白いものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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