スタッフブログ

2023/06/06

家の中でも要注意！熱中症にならないために

こんにちは

本日新潟は28℃予想。既に日差しが暑いですね…。朝から少し頭痛がして、ぼーっとしてます。軽いめまいもあったのでちょっとやばいですね(^^;

皆さんも水分・塩分補給しっかりとしてください！

さて、そんな熱中症について。今朝のニュースでも体育祭中に熱中症の疑いで病院に搬送されたなどという話題も上がっていました。全国的に熱中症で搬送される方の数が増えてきています。ニュースで見ていると外での活動中に熱中症になる方が多いですが、家のなかでも熱中症になる可能性はあります。

総務省消防庁が発表している「熱中症による救急搬送人員」によれば、2023年5月の1か月間で熱中症で搬送された人のうち、住居で発症した割合は約3割。人数で言えば1000人を超えています。住居で熱中症になりやすい理由は、熱気や湿気がこもりやすく、思いがけず室温が上昇してしまうから。私も夏場に窓を開けて過ごしていた時にふと温度計を見てみたらかなり室温が上昇していたなんて経験があります。その時は風もあったので室温が上がっていることに気付きませんでしたが、気付かないからこそ知らぬ間に熱中症になっているなんてこともあり得るんです。

そして、熱中症で搬送される人の約半数が高齢者。高齢になるにつれて暑さを感じにくくなったり、汗をかきにくくなるために体の熱を外に排出できなくなり、熱中症になってしまいます。のどの渇きも感じにくくなるため、こまめに水分を取ることはとても重要です。高齢者に限らず、どの年代の方でものどが渇くと感じる前に水分を取るよう意識しましょう。

家の中でも要注意！熱中症にならないために

では住まいでの熱中症対策は何をすればいいのか。

■温度と湿度を気にかけましょう

室温が高いだけでなく、湿度が高い場合も熱中症に注意が必要です。通常、汗をかいて蒸発する際の気化熱により体温を下げますが、気温・湿度が高い状態だと汗が蒸発できず熱が体内にこもったままになります。この状態が熱中症の症状を引き起こしてしまいます。

また室温が上昇する原因として、窓からの日差しがあります。窓の外にすだれを垂らす、グリーンカーテンを作る、遮光カーテンを付けるなどの対策をし、室内に日光が入らない工夫をしてみてはいかがでしょうか。

人間が快適に感じる室温は25～28℃、湿度は50～60％と言われています。電気代高騰も家計には響きますが、エアコン・扇風機、日陰をつくるなどし、室温・湿度を快適に保ちましょう。

■こまめな水分・塩分補給を

家の中にいると外にいる時と比べて汗をかくことが少ないため、のどの渇きも感じにくいことがあります。のどが渇いたと感じる前に、こまめな水分補給を心がけましょう。水分補給の際は、水や麦茶、スポーツドリンクなどがオススメ。コーヒーや緑茶、アルコールなどは利尿作用があり逆に体内の水分を排出してしまうので控えましょう。

そして汗をかくと水分と共に塩分やミネラルも失われます。今は塩分補給飴やタブレットなども多く出ていますから、そういったものも活用して塩分補給もしてくださいね。

また、日中だけでなく睡眠時にも水分は失われますので、睡眠前の水分補給も重要です。

■室内外の温度差をなるべく小さく

熱中症対策のため冷房の使用は欠かせません。しかし、冷房を付けると室内外の温度差が大きくなってしまいます。冷房に当たりすぎたり冷房の効いた室内と暑い室外を行き来することなどで起こる健康障害を「冷房病」と言います。冷房病にならない為にも、室内外の温度差をなるべく小さくしましょう。温度差は3度程度が適切だと言われていますが、夏の適切な室温は25～28℃ですので、外気温が30℃を超える日には無理をせず冷房を設定してください。

後は冷房に直接当たらないようにすることやカーディガンなどを準備しておくなどの対策が◎

梅雨入りも間近。夏本番も近付いてきています。

熱中症は重症化すると死亡の恐れもある危険なものです。外だけでなく家の中でも熱中症対策を行って夏を楽しみましょう！

【モデルハウス公開中！】