株式会社清新ハウスのスタッフブログ｜新潟市の家づくりのリアルを随時更新していきます

現場ブログ

2020/06/19

古いもの可能性に気付く場所。リビルディングセンタージャパン

清新ハウス　小林です！

昨日、嬉しいニュースが飛び込んできました。それは、「スタジオジブリ4作品が全国の劇場で公開される」というニュース！私だけでなくジブリ好き全員がこのお知らせに食いついたのではないでしょうか。

公開される4作品の中でこれは絶対に見に行きたい！と思っているのは『風の谷のナウシカ』。ナウシカが公開されたのは自分が生まれる前だったので、今まではTV画面でしか観たことがありません。それが映画館の大スクリーンで観られるなんて・・・！想像しただけでも鳥肌が立ちます。

公開は6月26日から。新潟ではイオンシネマ、Tジョイ、ユナイテッドシネマ等で公開予定のようです。コロナウイルスの感染に気を付けながら、必ず観に行こうと思います！皆さんもぜひ劇場へ！

コロナ渦になって以降、県内から一歩も出ていないという方が多いと思います。今日から都道府県をまたぐ移動が解禁となりましたが、何となくまだ躊躇してしまいますよね。

お出掛け願望は増すばかりですが、本日はちょっと前に出かけた時のことを振り返ってご紹介したいと思います。

■ReBuilding Center JAPAN＠長野県諏訪市

場所は諏訪湖で有名な長野県諏訪市。SNSや雑誌などその存在を知ってずっと気になっていた「ReBuilding Center JAPAN（リビルディングセンタージャパン）」という建築建材のリサイクルショップに行ってきました。もともと建設会社の社屋をリノベーションした3階建ての建物の中には、古材やDIYにまつわるモノ・コトがたくさん詰め込まれています。

リビルディングセンター（通称リビセン）では空き家や家屋の解体・リフォーム現場から引き上げてきた古材や古道具が販売されています。行き場を失ってしまったものに新たな価値を見出し、それを国内でまた循環させることでゴミや輸送コストを減らしていけると考えたことが、リビセンのはじまりだったそうです。

リビセンを立ち上げたご夫婦は、自身の住まいも古材を使ってエコハウスにリノベーションしています。その取り組みもとても興味深いです。

●リビセンエコハウスについて→こちら

建物の中に入る前にまず目に飛び込んでくるのは、入り口左手にある古材売り場。リフォーム現場や空き家から引き上げてきた古い木材や金属板などが売られています。目の前に積み上げられた古材の山を見て、この時点でテンションが上がってしまいました！宝探しをする気分でいくらでもこの場所にいられそうです。

リビセンでは古いものを引き取ってくることを「レスキュー」と呼んでいます。販売されているそれぞれの材料にはこのようにレスキューした場所・日付・値段が分かりやすく記載されています。この木材は諏訪市のちょー近所のリフォーム現場から来たようですね。笑

ほとんどの物が釘を抜き洗ってある状態なので、安心して選ぶことができます。

1階は古材の販売スペースの他、カレーや手作りの焼き菓子を頂く事ができるカフェが運営されています。カフェの入り口は上の写真のように建具枠がパズルのようになっていて、懐かしい模様のガラスが組み込まれています。おそらくこれらの材料も全てレスキューしてきたものだと思います。古いものの組み合わせでこんな面白い空間ができるんだと、立ち止まりしばらく眺めてしまいました。