お盆に実家に帰省したとき、久しぶりに家族・親族が全員そろう。
「せっかくだから美味しいものを食べて、旧友と会って、のんびりして帰ろう」分かります。
でも、ちょっとだけ時間を作ってほしいことがあります。
「この実家、将来どうするか」という話し合いです。
はっきり言います。
お盆と年末年始の帰省は、日本中の家族が「実家じまい・空き家の未来」を話し合える、年に2回しかない貴重な機会です。(1回の場合も…)
「また次の帰省のときに」と先延ばしにすると、確実に来年のお盆になります。
その間に建物は傷み、草は伸び、近隣トラブルが起きます。
今回は、お盆帰省中に「やっておくべきチェック」と「家族会議を和やかに進めるコツ」を話します。

帰省中に必ずやっておきたい「実家の現状チェック5項目」
話し合いの前に、まず「今の実家の状態」を全員で確認することが重要です。
チェック①:草・雑草の状態
庭・駐車スペース・外壁周り・ブロック塀沿い、雑草が繁茂していませんか?
管理されていない空き家の雑草は、夏場は1〜2週間で膝丈まで育ちます。
「管理されていない」という見た目が防犯リスクになり、近隣からのクレームにもつながります。
帰省中に家族で草刈りをすることが、地域への挨拶としても有効です。
チェック②:防犯の状態
- 玄関・勝手口・窓の施錠確認
- 不審者の侵入痕跡(ガラス破損・鍵穴の傷・不法投棄ゴミ)の確認
- センサーライトの動作確認
- 郵便受けの郵便物・チラシの取り出し
センサーライトは1台3,000〜8,000円程度でホームセンターで購入でき、設置も比較的簡単。
「空き家でも誰かが来る」という印象を作るために有効です。
チェック③:建物の外観・屋根・雨樋の状態
地上から目視できる範囲で確認します。
外壁のひび割れ・雨樋の外れ・屋根の損傷など「前回来たときより変化があったか」という視点で見てください。
新潟では前冬の積雪による雨樋の変形・軒先の歪みが夏になって初めて気づかれることがあります。
チェック④:水回りの確認(通水)
水道が生きている場合は、全水回りで水を流してください。
封水の蒸発による悪臭・害虫侵入を防ぐ効果があります。
なお秋以降の帰省では帰宅時に「水抜き」が必要になります。
新潟の冬は配管凍結リスクが高いため、「冬前に誰かが来て水抜きをする」という段取りも家族会議で決めておいてください。
チェック⑤:重要書類の場所の確認
- 権利証(登記識別情報通知)または登記済権利証
- 固定資産税通知書(地番が記載)
- 建築確認済証・検査済証
- 境界確認書・測量図
「どこにしまってあるか分からない」という状態が最も危険です。認知症が進む前に、場所だけでも今日確認しておいてください。

「家族会議」を和やかに進めるコツ
現状確認が終わったら、家族会議の時間です。
コツ①:「決める場」ではなく「話す場」として設定する
「今日、実家を売るか解体するか決めよう」という設定では揉めやすい。
「今日は各自の考えを聞く場」として始めると、全員が発言しやすくなります。
コツ②:親の意見を最初に聞く
子ども・親族の意見を先に言い合う前に、「お父さん・お母さんはどう思っている?」から始めてください。
本人の意思を尊重した話し合いになります。
コツ③:「選択肢を3〜4つ提示してから話す」
「この家どうする?」という漠然とした問いかけでは話が広がりにくい。
例
- A:親が住み続ける(現状維持)→サポートをどうするか
- B:空き家のまま管理継続→管理を誰が担うか
- C:賃貸に出す→リフォーム費用は誰が出すか
- D:売却する→相続登記・査定の手順は
- E:解体して更地→補助金は使えるか
選択肢を提示することで、議論が収束しやすくなります。
コツ④:「今日のアクション」を決めて終わる
「話し合った」だけでは毎年同じことを繰り返します。
「誰が・いつまでに・何をするか」を必ず決めて終わりましょう。
例:「長男が固定資産税通知書の地番で登記事項証明書を取ってくる。次男が司法書士に相続登記の相談をしてみる。来年のお盆までに報告する。」
コツ⑤:「専門家を使う」ことへのハードルを下げる
相続登記は司法書士・税務は税理士・建物診断は建築士・売却は不動産会社。
それぞれの専門家を使うことを最初から了承していると話が進みやすい。
「専門家に相談すること=賢い選択」という認識を家族で共有してください。

お盆帰省中にやっておくと後が楽になること
- 実家の部屋・荷物を写真に撮る(「どのくらいの量があるか」の記録)
- 境界杭の位置を確認・写真を撮る
- 近隣の方への挨拶(「ご不便をおかけしていませんか」の一言)
- 親の意思・希望をエンディングノートに書いてもらう
- 家族全員の連絡先を一覧にしておく
新潟の実家を持つ方へ。この夏のうちに動いてほしい理由
新潟では、夏のうちに動いておかないと「冬に間に合わない」ことがあります。
- 屋根・雪止めの点検・補修:10月末には初雪の可能性。秋のうちに終わらせる
- 外壁・基礎の点検:夏場の乾燥した状態での確認が最も分かりやすい
- 草刈り・外構整理:秋までに整えておくと冬の見た目が良くなる
- 水抜きの段取り:誰が冬前に来てやるかを今決めておく
「お盆に確認した問題を、秋のうちに解決する」というスケジュールが、新潟での空き家管理の理想的な動きです。

まとめ
- お盆帰省は「実家の未来を話し合う年に2回の機会」。逃すと来年になる
- チェック5項目:草刈り・防犯・建物外観・通水・重要書類の場所
- 家族会議のコツ:「話す場」として設定・親の意見を最初に・選択肢を提示・今日のアクションを決める・専門家を使う
- 新潟特有:夏のうちに屋根・草刈りを終わらせないと冬に間に合わない
- 「また来年」ではなく「この帰省で一歩動かす」ことが空き家問題解決の最初の一歩
1〜2時間の話し合いが、10年後・20年後の家族の状況を大きく変えます。ぜひ、このお盆で。
ご相談はLINEからお気軽にどうぞ
「帰省で実家の問題に気づいた」「何から動けばいいか相談したい」という方は、LINEからご連絡ください。
👉 LINEでご相談はこちら(リンク)
LINEで気軽に無料相談

【モデルハウス公開中!】
NEW!秋葉区小戸上組分譲地内 新「蔵里」OPEN!

古民家から取り出した古材を再利用した新旧融合の新しい住まいの在り方をご体感下さい。
👇👇モデルハウス見学のご予約はこちらをクリック👇👇
