先日、空き家管理サービスの初回訪問を終えてオーナー様にご報告をお送りしたとき、こんな返信が届きました。
「ありがとうございます。写真を見て、安心できました。」
その方は海外在住の50代の女性。
阿賀町内に購入した物件の管理を委託されました。
海外に住んでいて、なかなか来日できない。
でも気になる。
毎月毎月、「大丈夫かな、誰か入ってないかな、草はどうなってるかな」という不安を抱えながら過ごしていた。
その「安心できた」という言葉が、ずっと頭に残っています。
空き家管理サービスを始めて、私が実感したこと
遠方オーナーの方が抱えている不安の本質は「建物の問題」ではなく「見えないことへの不安」だったんだと思います。
今回は、サービスを実際に開始してから届いたご相談・お申し込みの事例を交えながら、「清新ハウスの空き家管理サービスが何をして、誰の役に立てるのか」をあらためて詳しくお話しします。
「気になっているけど動けない」申し込みオーナーに共通するパターン
空き家管理サービスへのお申し込みをいただいた方々に共通していたのは、「問題は把握しているが、一人では動けない」という状況です。
具体的に届いたご相談を、プライバシーに配慮してパターン別にご紹介します。

事例パターン①:遠方移住・年数回しか帰省できない「見えない不安型」
相談者のプロフィール(イメージ)
- 50代・関東在住の長女
- 新潟の実家が空き家になって2年
- 親は施設に入居済み
- 年に1〜2回しか帰省できない
- 「何か問題があっても気づけない」という不安を抱えていた
このパターンが最も多いケースです。
「最後に行ったのが去年の盆だから、もう1年近く誰も行っていない」という状態の方がいらっしゃいます。
実際にこのタイプのオーナー様からいただいた言葉:「姉と相談して、誰かに頼もうとは思っていたんです。でも、どこに頼めばいいか分からなくて。清新ハウスさんが空き家の相談ができる会社だと知って、安心してお願いできました」
このパターンのオーナー様が特に心配しているのは
- 雨漏りや破損が起きていても気づけない
- 不審者が入った形跡があるかもしれない
- 草が伸び放題でご近所に迷惑をかけていないか
- 冬の間、凍結や雪の問題が起きていないか

清新ハウスの対応:月1回の巡回で外観・内部・防犯状態を確認し、写真付きのLINE報告をお送りしています。「見えなかったものが見える」というだけで、不安の質が根本的に変わります。
事例パターン②:近所トラブルが起きてから慌てて相談「近隣問題型」
相談者のプロフィール(イメージ)
- 60代・同市内在住の長男
- 実家は車で20分ほどの距離にあるが、仕事が忙しくてなかなか行けない
- 近隣の方から「雑草が伸びていてご迷惑をおかけしています」と連絡が来た
このパターンでは、すでにトラブルが発生していたり、その手前の状態で相談に来られます。
「距離は遠くないけれど、忙しくて行けていない」という方も意外と多いです。
「近所に住んでいるのに何年も行けていない、というのが恥ずかしくて…」という言葉をいただいたこともあります。
忙しさは罪ではありませんし、自責の念を持たなくていい。
それよりも、今から動くことが大切です。
このパターンで問題になりやすいのは
- 雑草・庭木の繁茂による近隣へのクレーム
- 郵便物・チラシが溜まって「空き家感」が増している
- 放置ゴミの不法投棄
- 夜間の不審者の目撃情報
清新ハウスの対応:基本プランの月1巡回に加えて、草刈り(オプション)を緊急で対応することもあります。近隣の方への窓口対応も、フルプランではサービスに含まれます。「オーナーさんの代わりに私が対応します」と伝えることで、ご近所との関係が改善に向かうケースも多いです。
事例パターン③:相続したけれど処分方針が決まっていない「宙ぶらりん型」
相談者のプロフィール(イメージ)
- 40代・複数の兄弟姉妹で相続したが方針が未定
- 「売るか貸すか、まだ家族で決まっていない」
- でも放置し続けるのも心配
このパターンは「管理だけしながら、方向性が決まるのを待ちたい」という要望が中心です。
実際に「兄弟3人で相続したんですが、1人が売りたくないと言って、今は何も決まっていないんです。
でもそのまま置いておくわけにもいかないから、とりあえず管理をお願いしたい」というご相談がありました。
家族の意見が割れているとき、「管理を誰かに頼む」という選択は「放置よりも良い現状維持」です。
建物の状態が保たれている間に、ゆっくりと方向性を話し合うことができます。
このパターンのオーナー様が懸念していること
- 放置して建物が傷むと売却価格が下がる
- 相続登記がまだ完了していない場合もある
- 方針が決まったときにスムーズに動けるように状態を保ちたい
清新ハウスの対応:管理しながら「将来の方向性の相談」に並走することが可能です。「売却を検討し始めたら相談したい」「賃貸に出す場合の条件を聞きたい」という段階になったとき、空き家アドバイザーとしての立場から客観的なアドバイスができます。
事例パターン④:新潟の冬が特に心配「積雪・凍結対策型」
相談者のプロフィール(イメージ)
- 関西出身で新潟の実家を相続
- 「新潟の冬の積雪や凍結が怖くて、毎年冬になると心配でたまらない」
- 「誰かに雪の状態を見てほしい」
新潟に縁のない地域に住んでいる方から「冬が特に心配」というご相談は多いです。
新潟の豪雪を直接体験したことがない方にとって、「屋根に積雪が積もる」「配管が凍結する」というリスクは想像しにくく、それだけに不安が大きい。
このタイプの方には特に「冬前の特別点検(10〜11月)」と「積雪期の除雪オプション」の組み合わせをおすすめしています。
新潟の冬に空き家で起きうる問題
- 屋根への積雪超過:適切に雪下ろしをしないと、屋根が崩落するリスクがある。隣家への落雪被害も
- 配管の凍結破損:水抜きをしていない状態で凍結すると、解凍時に配管が破裂して床下・壁内が水浸しになる
- 雨樋の積雪による変形・脱落:重い積雪で雨樋がひしゃげたり外れたりする
- スガ漏り:屋根の雪が溶けて軒先で再凍結し、水が屋根から逆流して室内に侵入する新潟特有の現象
清新ハウスの対応:冬前(10月末)の特別点検で屋根・雨樋・雪止め金具の状態を確認し、問題があれば修繕の手配をします。除雪オプション(22,000円〜)で、積雪時の屋根・敷地の雪処理にも対応しています。
事例パターン⑤:「いつかリノベーションしたい」活用検討型
相談者のプロフィール(イメージ)
- 30代・首都圏在住
- 親が新潟の実家を残して転居
- 「将来的に実家をリノベーションして移住or民泊にしたいが、まだ数年先の話」
- 「それまでの間、建物の状態を維持したい」
近年、UIJターンや地方移住への関心が高まる中、「将来実家に戻る・実家を活用する」という将来像を持ちながら、今は空き家になっているというケースが増えています。
「10年後に実家に戻るつもりだけど、10年間放置したら使い物にならなくなってしまう」という危機感があるタイプです。
このパターンで最も大切なのは「建物の状態を維持し続ける」ことです。特に
- カビの繁殖を防ぐための定期換気
- 封水の蒸発を防ぐための月1通水
- 建物の小さな変化を早期発見して修繕への対処を早める
将来の活用を見据えた「良い状態での維持」が、このパターンのオーナー様の最大のニーズです。
清新ハウスの対応:フルプランで内部換気・通水・内部点検を定期実施しながら、将来のリノベーション相談・空き家バンク登録・民泊対応の相談に並走できます。民泊リノベーション・運営まで一貫してサポートすることも可能です。

「何をしてくれるのか」サービスの中身について
「月に1回来てくれて、何をするのか」をできるだけ具体的にお伝えします。
基本プラン(月額4,400円〜税込):「外から見守る」プラン
月に1回、物件を訪問します。
外観目視点検
建物の外周を一周して、外壁・屋根・雨樋・基礎・塀の状態を目で確認します。
「前回来たときより変化があったか」という視点で見ています。
「外壁のひびが広がっている」「雨樋が外れかかっている」「外壁に雨染みが新しくできている」
こうした変化を毎月記録することで、「じわじわ悪化している問題」を早期に捕まえることができます。
施錠確認・防犯チェック
玄関・勝手口・窓・雨戸の施錠状態を確認します。不審者の侵入痕跡(ガラスの破損・扉の傷・不審なゴミの投棄)がないかも確認します。
「前回来たときはなかった自転車が放置されていた」「窓ガラスに何かぶつかった痕がある」という変化を見つけることもあります。
郵便物・チラシの確認・整理
郵便受けに溜まった郵便物・チラシを確認し、整理・処分します。
「郵便物が溜まっている」状態は空き家のサインとして周囲に伝わってしまうため、定期的な整理が防犯上も重要です。
重要そうな郵便物はオーナー様に写真でご報告します。
点検報告(LINEまたはメールで送付)
訪問後、その日のうちに写真付きの報告をお送りします。
問題がない場合は「今日は異常ありませんでした」というシンプルな報告です。
問題がある場合は「〇〇に〇〇がありました。対処方法について相談させてください」という形でご連絡します。
フルプラン(月額6,600円〜税込):「中まで総合管理」プラン
基本プランの内容に加えて、建物内部に入って管理します。
建物内部点検
建物内に入り、雨漏り・カビ・害虫・破損の有無を確認します。
天井・壁の水染み・押入れのカビ・床のきしみ・害虫の痕跡(フンや巣)、外から見えない問題の早期発見が内部点検の最大の価値です。
特に「スガ漏り」「床下の腐朽」は外から見ただけでは分からず、内部からの確認が必要です。
通風・換気
窓や扉を開けて室内の空気を入れ替えます。
押入れ・クローゼット・床下収納も開けて、湿気を追い出します。
人が住まなくなった家は急速に湿気とカビが進行します。
月に1回の換気だけで、この進行を大幅に抑えることができます。
「数年ぶりに帰省したら室内全体がカビ臭かった」という状況を防ぐための作業です。
通水(水道が使える場合)
トイレ・洗面台・キッチン・浴室・洗濯機排水口、すべての水回りで水を流します。
排水管の封水が蒸発すると下水臭と害虫の侵入経路が開きます。
月1回の通水だけで完全に防ぐことができます。
新潟では、冬季の通水後には必ず水抜きも実施します(凍結破損防止)。
簡易清掃
室内・玄関周り・ベランダ等の簡易な清掃を行います。
「誰かが定期的に掃除している状態」を保つことが、建物の傷みを遅らせます。
設備の簡易動作確認
電気・ガス・水道の簡易な動作確認を行います(ライフラインの契約がある場合)。
台風・大雪・地震時の臨時点検
災害発生後、通常巡回のタイミングを待たずに臨時点検を実施します。
「台風の翌日に実家の状態が気になったが行けない」という方にとって、特に安心感の高いサービスです。
近隣住民からの相談・トラブル対応の窓口
近隣の方から「空き家について相談したい」という連絡があった場合、清新ハウスが窓口として対応します。
オーナー様の代わりに地元で対応できる「顔の見える窓口」の役割を担います。
オプションサービス(都度対応・従量制)
プランに追加で必要な分だけ依頼できます。
除雪・雪下ろし(22,000円〜)
新潟の冬に最も需要が高いオプション。
屋根への過大な積雪を定期的に下ろすことで、崩落リスクと落雪による近隣への被害リスクを防ぎます。
「今年は雪が多いから今月は追加でお願いしたい」という柔軟な対応も可能です。
ドローンによる屋根・外壁の上空点検(22,000円/回)
通常の目視点検では届かない屋根上・外壁の高所部分を、ドローンで空撮して点検します。
写真・動画データをお渡しするため、建物状態の精密な記録としても活用できます。
庭木・雑草の除草・剪定(実費精算)
管理されていない庭木・雑草の繁茂は防犯リスクにつながります。
定期的な草刈り・剪定で「管理されている家」の印象を維持します。
空き家活用相談(無料)
管理中に「そろそろ動こうか」という気持ちになったとき、賃貸・売却・解体・リノベーションについて、空き家アドバイザーとして客観的なアドバイスをします。
無料でご相談いただけます。

「月4,400円って高い?安い?」費用対効果を正直に話します
「月4,400円、年間52,800円の費用対効果はどうなのか?」という疑問に正直に答えます。
比較①:放置し続けた場合のコストとリスク
建物が傷み続けることで発生しうるコスト
- 雨漏りを放置→構造材の腐朽→修繕費100万〜数百万円
- 床下腐朽を放置→シロアリ被害が進行→駆除・修繕費50万〜200万円
- 近隣からのクレーム対応・損害賠償リスク
- 特定空家指定→固定資産税6倍リスク
年間52,800円の管理費と、「放置した結果の損失」を比較すると、管理費は保険として考えられます。
比較②:自分で月1回帰省する場合のコスト
東京・大阪から新潟への往復交通費(新幹線):約25,000〜30,000円/回 月1回の帰省なら年間30万〜36万円。
年間52,800円のサービス費と比較すれば、明らかにコスト面で合理的な選択です。
比較③:「心理的コスト」の価値
「気になっているけれど何もできない」という状態が毎月続くことの心理的なストレスは、金額に換算できません。
「月1回の報告を受け取るだけで、月1回の安心が得られる」という価値は、数字では表しにくいですが確実に存在します。
先の「やっと安心できた」という言葉は、この「心理的コスト」が解消されたときの本音だと思っています。
「どんな人に向いているか」正直なターゲット像
清新ハウスの空き家管理サービスが特に向いているのは、こんな方です。
✅ こんな方に向いています
- 新潟市内・近郊に空き家があるが、遠方(関東・関西・海外)に住んでいる
- 仕事・育児が忙しく、空き家に頻繁に行けない
- 建物の状態が心配だが、何から手をつければいいか分からない
- 近隣との関係が心配・すでに苦情が来ている
- 新潟の冬(積雪・凍結)が特に心配
- 方向性はまだ決まっていないが、建物の状態だけは保ちたい
- 将来のリノベーション・活用を考えているが、今はまだ先の話
⚠️ こんな方には向かないかもしれません
- 自分または家族が近くに住んでいて、定期的に見られる
- すでに売却・解体が決まっていて、管理よりも手続きが先
- 建物の状態が深刻で、管理よりも修繕・解体が優先される状態
「向いていない」とお伝えした場合も、清新ハウスとして「では何が最善か」をご一緒に考えます。
「管理を断ったから終わり」ではなく、「最も適切な選択肢を見つける」ことが私たちの役割だと考えています。
お申し込みからサービス開始までの流れ
STEP 1:LINEまたはお電話でのお問い合わせ まずはご状況をお聞きします。「どんな建物か」「何が心配か」を話していただくだけで大丈夫です。
STEP 2:現地確認 物件を訪問し、現在の状態を確認します。この段階でオーナー様に立ち会っていただく必要はありません。鍵の受け渡し方法をご相談の上、清新ハウスのスタッフが確認します。
STEP 3:プランのご提案 現地確認の結果をもとに、最適なプランをご提案します。「基本プランで十分か」「フルプランが必要か」「オプションを追加すべきか」を一緒に判断します。
STEP 4:ご契約 内容にご納得いただいたうえで、管理委託契約を締結します。
STEP 5:翌月から管理開始 契約翌月から定期巡回を開始します。最初の報告をお受け取りいただいたとき、「ああ、誰かが見ていてくれる」という安心感を感じていただければ嬉しいです。
清新ハウスがこのサービスを提供できる理由
最後に、なぜ清新ハウスがこのサービスを提供できるのか、正直にお話しします。
清新ハウスは新潟市内で住宅建築・不動産・空き家活用の事業を行っています。
私は空き家アドバイザーの資格を持ち、全国空き家アドバイザー協議会の理事長として活動しています。
そして当協議会は、新潟市から「空家等管理活用支援法人」の指定を受けています。
これは「空き家の管理と活用に関して、行政と連携して取り組む法人」として認定されているということです。
単なる民間業者ではなく、行政との連携のもとでこの課題に取り組む立場にあります。
さらに「管理→修繕→リノベーション→民泊運営」という一貫したサポートが可能です。
「管理だけでなく、将来的な活用まで一緒に考えてほしい」という方にとって、ワンストップで相談できる体制があります。
「信頼できる相手に任せたい」という気持ちに、誠実に応えることが私たちの使命だと思っています。
まとめ「誰かが見ていてくれる」という安心の価値
空き家管理サービスを始めて、あらためて実感したことがあります。
遠方に空き家を抱えているオーナー様が求めているのは「完璧な管理」ではない。
「誰かが定期的に見てくれている」という事実が、最も大きな安心につながるのだということです。
月に1回、誰かが行って確認して、写真を送ってくれる。
それだけで、「何かあっても気づいてもらえる」「ひとりじゃない」という感覚が生まれます。
「やっと安心できた」その言葉を、もっと多くのオーナー様に感じていただきたいと思っています。
清新ハウスの空き家管理サービス 料金まとめ
| プラン |
月額料金 |
主な内容 |
| ① 基本プラン |
4,400円〜(税込) |
外観点検・施錠確認・郵便整理・LINEで写真付き報告 |
| ② フルプラン |
6,600円〜(税込) |
基本プラン+内部点検・換気・通水・簡易清掃・設備確認・災害時臨時点検・近隣対応窓口 |
| 除雪オプション |
22,000円〜 |
積雪期の雪下ろし・除雪(都度依頼) |
| ドローン点検 |
22,000円/回 |
屋根・外壁の上空撮影による精密点検 |
| 活用相談 |
無料 |
賃貸・売却・解体・リノベーションの方向性相談 |
対応エリア:新潟市内・近郊(エリア外の方もご相談ください)
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「気になっていたけど動けなかった」という方、まず話だけでも聞かせてください。
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