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犬将軍日記

2026/06/12

【実家じまい】親が元気な今こそ!資産凍結を防ぐ「家族会議」の切り出し方と進め方

【実家じまい】親が元気な今こそ!資産凍結を防ぐ「家族会議」の切り出し方と進め方

【先送りにできない「実家の未来」】

「いつかは実家のことを考えなきゃいけない。でも、元気な親に向かって家の処分や相続の話なんて、縁起でもなくて切り出せない……」

新潟にお住まいの、あるいは県外から新潟のご実家を案じている30代〜50代の皆様から、このような切実なお悩みを日々お聞きします。

先月5月に開催した「実家じまい」をテーマにしたセミナーでも、本当に多くの子育て世代の方々がご参加くださり、この問題に対する関心の高さと、同時に「どう動き出せばいいのか分からない」という戸惑いを強く感じました。

親御様が元気で、住み慣れた家で穏やかに暮らしている姿を見ると、「まだ先の話でいいか」と問題を先送りにしてしまいがちです。

しかし、実は実家の将来(売却・相続・リフォームなど)について話し合うべき最大のタイムリミットは、まさに「親御様が健康で、しっかりと自分の意思を表示できる今」なのです。

今回は、数多くの住まいを見てきた専門家の視点から、いざという時にご家族が後悔しないための「実家じまいの家族会議」の進め方と、資産凍結のリスクについて分かりやすく解説いたします。

【実家じまい】親が元気な今こそ!資産凍結を防ぐ「家族会議」の切り出し方と進め方

1. 最も恐ろしい「認知症による資産凍結」のリスク

なぜ、「親が元気なうち」に話し合う必要があるのでしょうか。

それは、親御様の判断能力が低下し、認知症などと診断されてしまった瞬間に、実家という不動産が「資産凍結」状態に陥ってしまうからです。

不動産の売買や、建物を解体して更地にするなどの重大な契約は、名義人である親御様ご本人の「明確な意思確認」が法律で義務付けられています。

もし認知症が進行して意思確認ができなくなると、たとえ同居している実の子供であっても、勝手に実家を売却したり、空き家になった実家を賃貸に出したりすることは一切できなくなります。

「誰も住んでいないのに、毎年の固定資産税や維持管理費(雪下ろしや草刈り代)だけが子供の口座から消えていく」

「売れば介護費用に充てられるのに、売ることも貸すこともできない」

このような身動きの取れない「負動産」地獄に陥るご家族が、現在日本中で急増しています。

成年後見人制度を利用して売却する道もありますが、手続きには多大な時間と費用がかかり、必ずしも売却が許可されるとは限りません。

だからこそ、「親の意思能力がはっきりしているうち」が、実家の未来を決定づける唯一のチャンスなのです。

【実家じまい】親が元気な今こそ!資産凍結を防ぐ「家族会議」の切り出し方と進め方

2. 笑顔で話し合うための「家族会議」の切り出し方

頭では分かっていても、お盆やお正月の帰省時に「お父さん、この家どうするの?」とストレートに切り出すと、「俺を追い出す気か!」「俺が死んだ後の財産目当てか!」と、親御様のプライドを傷つけ、感情的な対立を生んでしまうケースが多々あります。

家族会議をスムーズにスタートさせるためのコツは、「ポジティブな話題」や「第三者の話題」をクッションにすることです。

「防災・防犯」を切り口にする: 「最近、新潟でも空き家を狙った泥棒が増えてるってニュースを見たよ」「地震も多いから、一度家の構造や屋根の状態をプロに見てもらわない?」と、あくまで「親の安全と安心を心配している」というスタンスから家の現状確認へと話題を誘導します。

・「近所の事例」や「専門家の話」を出す: 「〇〇さんち、実家をリフォームして民泊にしたらしいよ」「新潟市の支援法人のブログを読んだんだけど、実家じまいって元気なうちにやるのが一番親孝行なんだって」と、第三者の客観的な情報を出すことで、親御様も冷静に耳を傾けやすくなります。

大切なのは、「実家を奪う・捨てる」のではなく、「お父さんとお母さんが大切にしてきたこの家を、将来一番良い形で残す(あるいは負担なく手放す)ために、一緒に考えたい」という、感謝と愛情をベースにしたメッセージを伝えることです。

3. 会議で決めるべき「現状把握(健康診断)」のステップ

話し合いのテーブルにつくことができたら、まずは実家の「現状把握(健康診断)」を行いましょう。

決めるべき方針は、大きく以下の3つです。

① 名義と権利の確認(ソフト面)

実家の土地と建物の名義は、現在誰になっていますか?

「お父さんだと思っていたら、実は亡くなったおじいちゃんのままだった(相続登記がされていない)」というケースは非常に多いです。

権利関係を整理することが第一歩です。

② 建物の物理的な確認(ハード面)

建築士などのプロに依頼し、建物の基礎や柱、雨漏り、シロアリの被害がないかをチェックします。

「どこを直せばいくらで貸せるか」「現状で売ったらいくらになるか」という客観的な査定額(数字)を出すことで、感情論ではない具体的な話し合いが可能になります。

③ 未来の選択肢の共有

現状が分かれば、「売却して介護施設の資金にする」「解体して更地で売る」、あるいは「リノベーションして賃貸や民泊として活用し、新しい収益源にする」といった選択肢から、ご家族にとって最善のゴールを選ぶことができます。

【実家じまい】親が元気な今こそ!資産凍結を防ぐ「家族会議」の切り出し方と進め方

4. 新潟市指定「支援法人」によるワンストップの解決策

実家じまいの話し合いが進んだ後、多くの方が「では、不動産屋、建築士、司法書士…と、どこに何を頼めばいいの?」という実務の壁にぶつかります。

私が理事長を務める「一般社団法人全国空き家アドバイザー協議会」では、新潟支部が新潟市から正式に指定を受けた公的な窓口として、この複雑な手続きをすべてワンストップでサポートいたします。

ご両親の想いを丁寧にヒアリングしながら、権利の整理から建物の診断、そして最適な活用・処分方法までをトータルでご提案します。

もし、思い入れのあるご実家を残し、「一棟貸し民泊」や「賃貸住宅」として活用する道を選ばれるのであれば、私たちが得意とする「30mm厚の杉無垢床」「越前和紙」といった自然素材を用いたリノベーションによって、古い家の魅力を現代に蘇らせ、新潟を訪れる人々に感動を与える高い資産価値を持つ空間へと生まれ変わらせることも可能です。

親を想うからこその「実家じまい」

「実家じまい」という言葉には、どこか寂しい響きがあるかもしれません。

しかし、親御様が元気なうちに行うそれは、決してネガティブな「終わり」ではありません。

ご家族の絆を深め、残される子供たちへの愛情を確認し、実家という大切な資産を未来へ向けてポジティブに再構築するための、とても前向きなプロジェクトです。

「親にどう切り出せばいいか分からない」

「まずは実家の価値や活用方法を知りたい」

とお悩みの方は、ぜひ一度、私たちの【無料相談】をご利用ください。

ご家族の想いに寄り添い、専門家の確かな知識で、全員が笑顔で安心できる未来へのロードマップをご提案いたします。

なお、6/21と28に江南区文化会館にて『実家じまいセミナー』を開催致します。

私が講師として実家じまいの秘訣や具体的な手続き方法などについてお話させて頂きます。

大きなヒントが得られるかもしれませんので、関心のある方は是非ご参加ください!

参加希望はこちら

実家じまいセミナー062128

 

 

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