新潟市・新発田市・三条市・長岡市で注文住宅・リフォームなら

TEL.0120-395-047

お問い合わせ

資料請求

メニューを開く

BLOG

犬将軍日記

2026/08/17

「トイレの時間」が変わった。スマホ世代と年配世代で全く異なる、これからのトイレ設計の考え方

少し前まで、トイレの打ち合わせといえば「便器のメーカーはどこにしますか」「ウォシュレットはどのグレードにしますか」という話が中心でした。

でも最近、打ち合わせの場で「トイレ、どのくらいの広さにしますか?」と聞くと、世代によってまるで返答が違うことに気づきます。

年配の方々は「トイレは用を済ませる場所だから、普通で十分です」とあっさり答える。

一方、30〜40代の若い世代のご夫婦は少し考えてから「実は少し広くしたいんですよね」と言い出す。

その理由を聞いてみると「スマホ見ながらゆっくり過ごしているので」。

この一言が、トイレ設計をめぐる世代間の価値観の違いを、鮮やかに表しています。

年配世代のトイレ観:「用を足す場所」という一貫した合理性

年配の方々(60代以上)のトイレに対する考え方は、非常にシンプルで合理的です。

「トイレは用を足す場所。それ以上でも以下でもない。」

この考え方は、戦後から高度経済成長期にかけての日本の住宅事情と深く結びついています。

かつての和式トイレ、狭い空間、プライベートとは名ばかりの設備。

そんな時代を経てきた世代にとって、「水洗トイレ・ウォシュレット付き・清潔に保てる」という現在のトイレは、すでに十分すぎるほど快適なものです。

年配世代がトイレに求めること

  • 清潔であること
  • 使いやすい便器・ウォシュレットのグレード
  • 手すりの設置(バリアフリー対応)
  • 広すぎない方が逆に使いやすい(コンパクトで動線が短い)
  • 夜間に足元が見えるナイトライト

特に印象的なのが「広すぎない方が使いやすい」という感覚です。

手が届く範囲にすべてがある安心感、コンパクトな空間が持つ「包まれる感じ」を好む方が多いのです。

「トイレの時間」が変わった。スマホ世代と年配世代で全く異なる、これからのトイレ設計の考え方

若い世代のトイレ観:「第2のプライベート空間」への進化

一方、30〜40代の若い世代(特にスマートフォンネイティブ世代)のトイレに対する意識は、大きく変わっています。

「トイレは、一人になれる場所。」

子育て中の親、共働きで忙しい夫婦、家に複数の人がいて常ににぎやかな環境。

そんな状況の中で、「トイレだけが一人になれる正当な理由がある場所」という感覚が生まれています。

若い世代がトイレで実際にやっていること

  • スマートフォンでSNSのチェック・動画視聴
  • ニュース・記事を読む
  • 少し頭を冷やす・リフレッシュする
  • ゆっくり考える時間として使う

「5分で出てくるつもりが、気づいたら20分経っていた」という経験、ありませんか。

これは決して珍しいことではなく、現代人のトイレの使い方として、むしろスタンダードになってきています。

この「長居するトイレ」という現実が、設計に直接影響を与え始めているのです。

「居心地」を意識したトイレ設計とは

では、若い世代が「居心地のいいトイレ」に何を求めているのでしょうか。

打ち合わせで出てくる要望を整理してみます。

① 広さ:「もう少しだけ広く」

一般的なトイレの広さは「0.75坪(1畳程度)」が標準です。

便器・タンク(またはタンクレス)・ペーパーホルダー・手洗いが入る最小限のサイズです。

最近増えているのが「1畳〜1.5畳」のやや広めのトイレです。

体の向きを変えやすく、小物を置くスペースが生まれ、少し棚を置いてディスプレイができる。

これだけで「用を足すだけの空間」から「ちょっと落ち着ける空間」へと印象が変わります。

② 壁紙(クロス):遊び心のある空間演出

住宅全体のクロスを白・ベージュなどのベーシックカラーで統一している中で、「トイレだけは冒険したい」というご要望が非常に多いです。

  • ボタニカル柄(植物・葉のパターン)
  • 深みのあるネイビー・グリーン・テラコッタ
  • レンガ調・タイル調のテクスチャクロス
  • 和モダンな柄

トイレは面積が小さいからこそ、「冒険しても予算の影響が少ない」「失敗してもやり直しやすい」という安心感があります。

結果として、住宅の中で最もインテリアに個性が出る空間になりやすいのです。

③ 照明:スポット・間接照明で「雰囲気」を作る

蛍光灯一灯の均一な明かりから、ダウンライト・間接照明を使った「陰影のある照明」へ。

特に人気なのが、天井の角(壁と天井の境界)に仕込む間接照明や、棚に向けたスポット照明です。

用を足している間、無機質な明かりの下にいるのと、柔らかい光の中にいるのでは、体感する「空間の質」がまったく異なります。

④ 便器:「タンクレス」への移行と「座り心地」へのこだわり

便器そのものへのこだわりも、若い世代では顕著です。

タンクレス便器の人気

タンク(水を溜める部分)がないタンクレス便器は、見た目がスッキリしてスペースが広く使えます。

TOTOのネオレスト、LIXILのサティスなど、各メーカーから多様なラインナップが出ており、インテリアとして成立する「家具のような便器」という感覚で選ばれています。

座り心地・便座の温度・音消し機能

「便座の座り心地にこだわりたい」

「自動開閉は絶対欲しい」

「音消し機能(疑似フラッシュ音)は必須」

という声も増えています。これらは以前は「あれば嬉しい」という位置づけでしたが、今では「ないと困る」標準機能になりつつあります。

⑤ 収納と小棚:「ディスプレイできる空間」として

生活感を消しながら、少しだけ自分らしさを出せる空間として、トイレの小棚・ニッチ(壁のくぼみ)が人気です。

小さなグリーン・アロマキャンドル・お気に入りの小物を飾ることで、「スマホを見ながら一人の時間を過ごす空間」としての完成度が上がります。

「トイレの時間」が変わった。スマホ世代と年配世代で全く異なる、これからのトイレ設計の考え方

スマホを持ってトイレに入る時代の「設備」的な課題

スマホをトイレに持ち込む現代の生活習慣は、設備的な側面でも新たな課題を生み出しています。

コンセントの必要性

「トイレにコンセントが欲しい」というリクエストが増えています。

スマホの充電、電動歯ブラシの充電(洗面台を別途設ける場合)、空気清浄機、ルームフレグランスの電源など、用途は様々です。

以前のトイレは電源不要の機器しか想定していませんでしたが、今は「コンセントを一つ設けておく」のが親切な設計になりつつあります。

Wi-Fiの電波の届き方

「トイレでスマホを見るとき、Wi-Fiが切れてモバイル通信になってしまう」という問題も、意外と多くの方が経験しています。

トイレの場所がWi-Fiルーターから遠い場合、電波が届きにくいことがあります。

スマートホームの設計(ルーターの設置場所・中継機の設置)を考える際に、「トイレでもWi-Fiが使えるか」を確認しておくことも、細かいですが快適性に関わるポイントです。

「トイレの時間」が変わった。スマホ世代と年配世代で全く異なる、これからのトイレ設計の考え方

年配世代とのトイレ設計:バリアフリーと「使いやすさ」

一方、年配の方々・親世代が同居または将来同居する可能性がある場合のトイレ設計は、別の視点が必要です。

手すりの計画

立ち座りをサポートする縦手すり・横手すりは、バリアフリー設計の基本です。

新築時に手すりを後付けするには、壁の下地(補強)が必要になります。

「今は必要ないかもしれないけれど、将来のために下地だけ入れておく」という判断が、後の工事費用を大幅に抑えます。

ドアの形式:引き戸の優位性

トイレのドアは、開き戸より引き戸の方が車いす使用・杖使用の方には使いやすい形式です。

また、万一トイレ内で転倒した場合、引き戸なら外から開けやすいという安全上のメリットもあります。

広さ:車いすを想定するか

車いすでの使用を前提にすると、最低でも1.5畳以上の広さが必要になります。

現時点では不要でも、将来の可能性を踏まえて広めに設計しておくことを検討してください。

センサー式の照明

夜間の転倒を防ぐため、センサー式(人感センサー)の足元ライトや、入室と同時に自動点灯する照明は、年配の方に特に喜ばれます。

「トイレの時間」が変わった。スマホ世代と年配世代で全く異なる、これからのトイレ設計の考え方

「二世帯・親世代と同居」の場合のトイレ設計の考え方

親世代と同居または将来同居の可能性がある場合、「若い世代向けのおしゃれなトイレ」と「年配世代向けのバリアフリートイレ」の両立が課題になります。

現実的な解決策として多いのが、1階にバリアフリー対応のシンプルなトイレ、2階に若い世代向けのデザイン性の高いトイレというゾーニングです。

1階のトイレは:手すり・引き戸・やや広め(1.25〜1.5畳)・センサーライト・シンプルで掃除しやすい設備

2階のトイレは:タンクレス・デザイン性の高いクロス・間接照明・スマホ充電用コンセント

「誰がどのトイレを主に使うか」を踏まえた設計分けが、二世帯・多世代住宅のトイレ設計のポイントです。

まとめ

トイレをめぐる世代間の考え方の違いと、これからの設計について整理します。

  • 年配世代は「用を足す合理的な空間」。清潔・使いやすさ・バリアフリー対応が優先
  • 若い世代は「一人になれるプライベート空間」。居心地・デザイン・スマホとの共存が優先
  • スマホ時代のトイレ設計には、「少し広め・こだわりのクロス・雰囲気ある照明・コンセント」が新標準
  • 便器はタンクレスへの移行が進み、「家具のような存在感」へ
  • 年配世代・将来の自分たちのために、手すり下地・引き戸・広めの設計をあらかじめ検討する
  • 多世代同居では1階(バリアフリー)と2階(デザイン重視)のゾーニングが有効

「トイレは用を足す場所」——これは今も正しいのですが、若い世代にとっては同時に「自分だけの時間が過ごせる唯一の正当な逃げ場」でもあります。

その現実を踏まえた設計が、これからのトイレの「正解」になっていくと思います。


ご相談はLINEからお気軽に

「トイレの広さや仕様を相談したい」「バリアフリー対応と若い世代向けを両立したい」という方は、LINEからご相談ください。

建築士として、家族構成・ライフスタイルに合ったご提案をします。

👉 無料相談はこちら(LINEリンク)

LINEで気軽に無料相談

LINEで気軽に無料相談

【モデルハウス公開中!】

NEW!秋葉区小戸上組分譲地内 新「蔵里」OPEN!

蔵里サイト

 

古民家から取り出した古材を再利用した新旧融合の新しい住まいの在り方をご体感下さい。

👇👇モデルハウス見学のご予約はこちらをクリック👇👇

蔵里予約

 

 

 

【清新ハウス】
新潟県新潟市秋葉区福島167-2
お客様専用ダイヤル0120-395-047
イベント情報 https://www.seishinhouse.com/event
Facebook https://www.facebook.com/seishinhouse/
Instagram https://www.instagram.com/seishin_house/
Pinterest   https://www.pinterest.jp/seishin_house/pins/

【街の屋根やさん新潟店】屋根工事専門店
https://machiyane-niigata.com/
お客様専用ダイヤル0800-888-4151Facebook・Instagramでホットな最新情報配信中。

Houzzに登録中の新潟市秋葉区, 新潟県, JPのseishinhouse

CONTACT

清新ハウスの家づくりをもっと知りたい方へ清新ハウスの家づくりをもっと知りたい方へ

注文住宅のこと、資金の考え方、土地のご相談など
「お家の相談をしたいのですが…」とお気軽にお問い合わせください!

tel.0120-395-047tel.0120-395-047

まずはお気軽にカタログをご請求くださいまずはお気軽にカタログをご請求ください