週末にご実家へ顔を出した際、あるいはご家族で食卓を囲んだ時、「この家、将来どうするの?」という話題が出たことはありませんか。
ご両親が大切に守ってきた家。
たくさんの思い出が詰まった場所だからこそ、売るにせよ残すにせよ、なかなか具体的な話し合いに踏み出せないご家族は非常に多いです。
しかし、「親が元気なうちは縁起が悪いから」と実家の将来についての話し合いを先送りにしてしまうと、いざという時にその家は、残された家族に重い負担を強いる「負の遺産(負動産)」へと姿を変えてしまいます。
特に、雪国である新潟において、空き家の放置リスクは時間との勝負です。
今回は、私が理事長を務める全国空き家アドバイザー協議会新潟支部が新潟市より正式に指定を受けた「空家等管理活用支援法人」の視点から、実家を負債にせず、次世代へ笑顔で引き継ぐための第一歩となる「空き家まるごと診断」の重要性と、私たちが提供するワンストップの解決策について優しくナビゲートします。

1. 放置すれば「負動産」。実家を襲う2つの大きなリスク
実家が空き家になった後、明確な方針を持たずに「とりあえず放置」することには、ご家族の想像を超える恐ろしいリスクが潜んでいます。
① 猛スピードで進む「建物の劣化」
人が住まなくなり、窓が閉め切られた家は、換気が行われず湿気が溜まり放題になります。
新潟の多湿な環境下では、あっという間にカビや腐朽菌が繁殖し、木材をボロボロにしていきます。
さらに、冬場の屋根の雪下ろしがされないことで、雪の莫大な重量が建物を歪ませ、雨漏りを引き起こします。
「数年後に売ろう」と思った時には、解体して更地にするしかない(数百万円の赤字になる)状態まで朽ち果てているケースが後を絶ちません。
② 「特定空家」指定と固定資産税の増税
老朽化が進み、周囲に悪影響を及ぼすと判断された場合、行政から「特定空家」や「管理不全空家」に指定されるリスクがあります。
指定されてしまうと、土地に対する固定資産税の減額特例が解除され、翌年からの税金が一気に最大6倍に跳ね上がります。
住んでいない、利益も生まない家のために、毎年高額な税金と維持費(草刈りや雪下ろし代)を払い続けることになります。

2. 価値を正確に知る「空き家まるごと診断」とは?
こうした最悪の事態を防ぐために、私たちが強く推奨しているのが、ご両親がお元気なうち、あるいは家がまだ傷みきっていない段階で行う「空き家まるごと診断(健康診断と価値査定)」です。
病院の人間ドックと同じように、まずは「実家の現状」を客観的かつ正確に把握することが、すべての解決のスタートラインになります。診断は主に2つの側面から行います。
・建物の健康診断(ハード面)
建築士が現地へ赴き、屋根、外壁、基礎、床下の状態をプロの目でチェックします。
シロアリの被害はないか、構造的な歪みはないかを確認し、「そのまま売れるのか」「どこを直せば貸し出せる(活用できる)のか」という建物のカルテを作成します。
・資産価値と権利の診断(ソフト面)
「今の状態で売却したらいくらになるのか」という市場価値の査定を行います。
同時に、土地の境界線は明確か、名義は正しく現在の所有者になっているかなど、権利関係の整理も行います。
「うちの実家は古いから価値なんてない」と思い込んでいる方ほど、この診断を受けて驚かれます。
立派な梁や柱を持つ新潟の家屋は、正しい修繕を行えば、現代の新築には出せない圧倒的な魅力を持つ資産へと生まれ変わるポテンシャルを秘めているからです。

3. 「空家等管理活用支援法人」だからできる、安心のワンストップ解決
実家の診断結果が出た後、「では、どうすればいいのか?」という実行のフェーズが最もハードルが高くなります。
名義変更は司法書士へ、売却は不動産屋へ、片付けは不用品回収業者へ…と、ご家族自身で別々の業者を探して走り回るのは大変な労力です。
しかし、私が事務局長を務める一般社団法人全国空き家アドバイザー協議会 新潟支部は、新潟市から正式に指定を受けた「空家等管理活用支援法人」です。
私たちは、行政と連携しながら空き家課題を解決する公的な窓口として、この面倒な手続きをすべて「ワンストップ(窓口一つ)」でお引き受けします。
①法務・税務のクリア: 会員メンバーの司法書士や提携税理士が、複雑な相続登記や、売却時の「3,000万円特別控除」の適用などを確実に行い、ご家族の利益を最大化します。
②実務の実行とマッチング: 診断結果をもとに「売却」「賃貸」「解体」など最適なプランをご提案します。
もし活用(賃貸や民泊)の道を選ぶのであれば、建築のプロとして、私たちが得意とする資産価値を劇的に高める自然素材リノベーションを施し、地域の需要とマッチングさせます。
単なる「作業の代行」ではなく、ご家族の想いと地域の未来を繋ぐトータルサポートこそが、公的な指定法人である私たちの最大の強みです。
話し合いのきっかけは「プロへの無料相談」から
実家の話は、デリケートであるがゆえに、家族間だけで話し合おうとすると感情的になってしまったり、結論が出ずに終わってしまったりしがちです。
そんな時こそ、第三者である私たち専門家を頼ってください。
まずは週末にでも、「専門家の無料診断を受けてみない?」とご家族に提案してみてはいかがでしょうか。
客観的なデータとプロの意見を交えることで、感情論ではない、前向きで建設的な話し合いが必ずできるようになります。
「実家をどうにかしたいけれど、何から手をつけていいか分からない」と悩んでいる方は、手遅れになる前に、ぜひ一度私たちの無料相談をご利用ください。
ご家族の大切な思い出が詰まった実家を、負担(負債)ではなく、次世代へ笑顔で引き継げる「資産」へと変えるお手伝いを全力でさせていただきます。
6/19、26と江南区文化会館で実家じまいセミナーを開催します。今回は私が講師を務めますので、関心のある方は是非参加してみてください。
実家じまいや空き家課題についての大きなヒントがあるはずです。
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