こちらは和室収納の建具です。開き戸の取っ手に無垢材を使用しました。正面から見ても建具の枠になじみ、自然な見た目になります。
右の写真を見てください。取っ手に年輪がきれいに表れているのがお分かりになるでしょうか。木材には切り取る部分によって様々な木目が現れます。
切り取った面に対して縦に現れる木目が「柾目(まさめ)」といい、シンプルですっきりした見た目になります。また、柾目の材料は収縮しにくく、狂いが起こりにくいというメリットもあります。しかし、柾目は木の中心を通る線(直径方向)でカットするため、一本の木からとれる数が限られているため希少な材料で、価格も高くなります。
他にも「板目(いため)」と呼ばれる木目の出方もあります。板目材は板にしたときに最もよくあらわれる種類の年輪で、柾目のような真っすぐな縦模様ではなく、微妙なカーブを描いているのが特徴です。学校の机にも楕円の木目が入っているものもあったような気がします。授業中に木目をなぞって落書きしたりしませんでしたか?(笑)板目材は一本の丸太から何枚も取ることができるので価格は安いです。また木それぞれ年輪の付き方は違うので楕円に出る木目の形や濃さなど個性を楽しめるのも特徴の一つです。
階段の手すりは1日で何度も手が触れる場所です。だからこそ木の柔らかさ、温もりを感じてほしい。そんな思いも込めて、杉の無垢材を使用した手すりを採用しています。
手で触れて感じて、使って感じて…。
木材は年数が経てば経つほど住む人の形になっていきます。正解の形はありません。住む人が木材を生かすのです。そんな細部までこだわる、自然素材の家に住んでみませんか?
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