ファミリークロークはその名の通り家族で使うクローゼットです。一人一人にスペースが設けられ、ハンガーを掛けられるところと服を畳んでおいておくところが作られますが、畳んで置いておく部分が重要ですよね。衣替えがあるように季節ごとで服の量や かさ も変わります。夏は半袖の物、薄手の服が多く、汗をかいて着替えることもあるので意外と服が多くなりがちですから棚板同士の高さより棚板の量が多い方が嬉しいです。逆に冬はニット類が多くなりがちですので棚板同士の高さが欲しいですよね。
そんな時は季節ごとや収納したいものに合わせて高さや場所を変えることのできる「可動棚」をお勧めします。棚板に受け金具を取り付けて簡単に外してレイアウトを変える事ができます。固定棚にしてしまうと置きたかったものが置けない…ということもあり得ますので、下足置き場など高さがあまり変わらない部分に使用するのが良いと思います。
また左の住まいのようにハンガーパイプだけを設けて、下の開くスペースに市販のショーケースなどを置くのもいいですね。
暮らしていく中で物はどうしても増えていってしまうもの。将来を見据えて収納の棚板の数などの細かい部分を考えてみるはいかがでしょうか?