メリット①プライバシー性が高い
地窓は足元の低い位置に設置するので、カーテンを付けなくても家の中が丸見えになることが少なく、外からの視線をあまり気にしなくて良いことが地窓の大きな魅力です。目線の高さの窓であれば、隣家や道路から家の中が見えてしまうことがあっても、地窓にすることで外から中が見えないように窓を設置することが可能になります。そのため、住宅地など周りの視線が気になる場合でも、地窓を設置して隣家の窓と高さをズラすというのはとても効果的な手法となります。同じような手法としては目線よりも高い位置、天井近くに窓を設けた「高窓」というものもあります。主に採光や換気のために設置することが多く、室内に柔らかい光を取り入れることができます。
メリット②窓上の壁を有効活用できる
掃き出し窓や腰窓は開口面積も大きく、採光性や通風性、眺望の面などは地窓より優れているかもしれません。しかし、そうした大きな窓であれば、その壁面はほとんど窓しか設けることしかできませんが、地窓であれば、収納棚設置することも可能となります。
メリット③地窓から見える独特の景色
掃き出し窓や腰窓では、立った時や椅子に座った目線の高さで外の風景を楽しむことになります。目線の景色とは違い、地窓では床に座った時の目線の高さで外を眺めるため、同じ外の風景でも他の窓を通して見える眺めとは異なる景色を楽しめる窓になることでしょう。地窓を取り入れる際は、そこから臨める景色にも注目しながら窓の設置場所も決めてみてはいかがでしょうか。