木質繊維断熱材
【WEB版健幸塾】Vol.12 気密と断熱について|家づくりを成功するための勉強

高気密高断熱・・・今や当たり前のご時勢になった気がします。まだ高気密に関しては否定派の建築会社が多数いるのは事実ですが、ほとんどのビルダーでは高気密高断熱化の家づくりを行っているかと思います。

そんな住宅業界ですが、私はやはり家は高気密が良いと思います。また断熱性も高ければ高いほど良いと考えています。
但し、高気密化すればそれなりの対応も必要です。それなりというのは、換気です。適切な換気設備を導入して、新鮮な空気を入れ替えること、適切に窓を開けて換気をする暮らし方をすることです。
気密が高ければ多少断熱性能が低くても暖かいのです。

マンションは一戸建てに比べると暖かいという説がありますが、これは条件があるものの概ねその通りだと思います。
しかしコンクリートの家は木造に比べると暖かいという話は誤りです。マンションはコンクリートだから暖かいという訳ではないのです。外壁に面するか壁が室内の容積に対して少ないから暖かいのです。
つまり外気の影響を受けづらいということです。よって太陽の陽射しの影響を受けやすい最上階や外気と接する壁の多い角部屋は必ずしも暖かかったり涼しかったりする訳ではないのです。
私もその経験をしました。確かに最上階は眺めもよく気持ちが良いですが、夏は暑く冷房費がかかり、窓を開けると風が強く室内の小物が飛んだりと影響を受けます。

コンクリートの家が木造の家に比べて寒いことが多いのは事実です。原因は熱伝導率によるものです。
木材の熱伝導率が0.12程度なのに対して、コンクリートの熱伝導率は1.6です。数値が高いほど熱を伝えるので、コンクリートの家は木造の家より熱を伝えやすいのです。ちなみにガラスは1.0です。同じ壁厚ならコンクリートは木材より13倍以上熱を通しやすいということになります。
だからコンクリートのマンションの壁や天井には断熱材を吹き付けます。この断熱材には様々なものがありますが、熱伝導率が0.03前後のもの採用しています。住宅に使う高性能グラスウールもその位の数値です。
しかしマンションに吹き付ける断熱材の厚さは薄いのです。これだけ省エネが叫ばれている世の中でも分譲マンションは薄く断熱材を施工しているケースがほとんど。
理由は建築予算面と部屋の有効面積を稼ぐ為です。最低でも100mm位は断熱材の厚さが欲しいところですが、実際は20mm程度。販売価格が上がったり、部屋が狭くなると売れなくなるのでこのようなことが現実としてあります。
ちなみに、蓄熱性能というものもあります。コンクリートは木造より蓄熱性能が高く温まりづらくさめにくい。つまり温まるまで時間は掛かるけど一度温まると冷めるのが遅いということ。
そうです、ご想像の通り夏期は大変なのです。夜も暑いのです。
もしマンションを購入あるいは賃貸するなら、温熱リスクを考慮し真ん中の部屋をお勧めします。他の部屋よりも光熱費を抑えられます。

さて、木造の家は断熱材を壁の中にビッチリ入れる充填断熱工法と、壁の外側に断熱材を貼る外断熱工法で高断熱を可能に出来ます。最近ではパッシブハウスというタイプで出来るだけエネルギーを使用せず自然の力で快適な環境をつくり出す家の考え方が流行ってきました。
この仕様はかなりの断熱レベルを誇ります。外皮平均熱還流率Ua値でいうと0.3以下、熱損失係数Q値は1.0以下となってきます。断熱材の厚みは屋根で300mm以上、壁で200mm以上になってきます。

続いて気密についてです。
コンクリートで出来たマンションの断熱性能は低いと前述しましたが、気密については非常に高いです。高気密低断熱・・・つまり結露を起こしやすい環境になります。コンクリートの家にお住まいの方はご存知でしょうが、よく窓ガラスが結露しております。この結露解消には充分な換気と窓ガラスへの対流を意図的に起こす必要があります。また除湿機を使っている方もおります。

一方、木造住宅は意図して造らなければ気密性は上がりません。隙間風が発生するのです。気密を表す数値はC値といいますが、床面積1㎡あたり何平方センチメートルc㎡の隙間があるかという数値です。軽量鉄骨造のハウスメーカーなどはこの数値をあまり大々的に謳っておりませんが、C値5.0以下で造っていると思われます。
木造の場合、施工レベルに左右されますが一般的な施工レベルでも2.0~3.0程度のC値を確保できていると思います。
これは延べ床35坪の家の場合、約250c㎡の隙間があるということです。紙の大きさで表現するならB5サイズ程。
高気密を意識している建築会社は更に隙間が少なくなり、C値1.0以下になってます。清新ハウスでも1.0以下を目指しており、計測すると0.6~0.8程度になっております。隙間の合計ははがき1枚程度です。
誤解が無いようご説明しますが、このC値は0にはなりません。どんなに超高性能で超高気密な木造住宅でもC値は0にはなりません。出来るだけ0に近づけることが大切なのです。
当然高気密化を行う場合はコストが掛かります。施工レベルだけでは実現せず、気密シートや気密テープ、人件費が発生しますが、数十万ものコストはかかりませんのでご安心下さい。

以上、気密と断熱についてご説明しましたが、家づくりをする時は丈夫な構造体と同時に高気密化と高断熱化を図る事が大切です。高気密高断熱化は住みながら後から行うは困難です。新築時に充分な検討をされることをお勧めします。
穴が開いている財布、いつの間にかお金が消えている。いくら貯めても自然に減っていくお金。
財布に例えると低気密な家はそんな感じです。
寒くない家、暑くない家、冷暖房光熱費が掛からない家を目指しましょう。




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