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全国古民家再生協会北信越地区会員大会で金沢は湯涌江戸村に来ています。
ここは国、県、市とそれぞれの指定文化財の古民家が多くある村です。
一気に様々な仕様(武家、商家、農家など)の古民家が見れる贅沢な村です。
ベンガラで塗られた外壁と木格子が印象的な建物が目に留まります。金沢のひがし茶屋にもベンガラで塗られた外壁や木格子構えの町家がたくさんあります。
居間や客間、土間の位置、客人をどう迎えるか?など当時の暮らし方を学ぶ事が出来ます。
全て移築された建物なので、今まではそれぞれ別の場所に建っていたそうです。
時代が経ちそれぞれの所有者から国や県が管理を引き受けこの地に建てられたそうです。
中に入ると全ての建物に共通していた事は、「涼しい」ということです。
伝統構法は夏向きに造られた建物です。
実はこれが一番省エネなんだなぁと思いました。
先人の知恵がたくさんつまった造りです。
板張り外壁や茅葺屋根などメンテナンスは大変でしょうが、昔は当たり前の習慣。
今では便利で優れた部材や素材が有りますが、便利過ぎて住まいを大切にする事を現代人は忘れています。
いや、分かってない人が多いのかもしれません。
だから我々の様な建築屋が住教育をする事が必要なのかもしれません。
昔は祖父母と一緒に暮らし家族3世代同居は普通でした。
だから祖父母から昔の事や暮らし方を教えてもらったり、躾までされました。
しかし核家族化が進み、昔の情報や事実が子孫に継がれて行かなくなりました。
聞かなければ誰も教えてくれません。あるいは教えられません。
だから暮らし方が変わってくるのだと思いました。
暮らし方が変わることは悪い訳ではないですが、いい所まで知らないのはもったいない、どこか淋しい気がします。
住まいの歴史や暮らし方を未来の子供達の為に伝え継いでいく我々のミッションを痛感しました。
湯涌江戸村、また行きたい場所の1人です。
ちなみに食事処は近所の「銭がめ」がおすすめです。川魚の刺身や鮎が食べれます。
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