江南区亀田東町の平屋新築工事では、地盤改良工事が完了しました。
今日はその地盤改良について説明します。
地盤改良工事とは現在、建物の新築工事をする際は事前に必ず地盤調査を行い、地盤の強度を調べます。
その調査の結果、土地に十分な地耐力(地盤の支持力)がないと判断されてから、地盤の補強をしなければ建物を建てることができません。
この地盤の強度を高める工事が地盤改良工事です。
地盤改良工事の種類
地盤改良工事は敷地の地質や地耐力、建物の大きさ、重量などによって、工事の方法が違ってきます。
・表層改良工法
地盤の土とセメント系の固形材を混ぜ合わせ、転圧して地盤の強化を図る工法。
建物の規模にもよるが、1日~2日で完了する。
・柱状改良工法
戸建住宅に一番多い工法。セメント系の固形材を地盤に注入、混ぜ合わせることで、柱状の強化地盤を形成し、建物を支えます。
30本程度の杭ならば2~3日で完了します。
支持層に金属製の鋼管を差し入れ、建物を支える工法。戸建住宅では比較的少ない工事ですが、ほとんどの場合1~2日で完了します。
もっとも気になる費用ですが、工法だけでなく、敷地の道路状況、資材の搬入条件が加味されるのが一般的です。そのため、相場は戸建住宅の場合だと約50~200万程と、かなり金額の幅が大きくなってしまいます。