こんにちは!清新ハウス田中です。
皆さんは「宵越しのお茶は飲んではいけない」という言い伝えを聞いたことはありますか?
気になったので調べてみました。
淹れたての緑茶には健康効果の高い成分がふんだんに含まれており、芳醇な香りと味を楽しむことが
できます。そしてカテキン類、ポリフェノール類などは「抗酸化作用」があるため健康効果を
もたらすとされていますが、これらは自身が酸化することで他の成分の酸化を抑えています。
つまり、「他の成分が酸化されるより先に酸化する=酸化しやすい性質をもっている」ということです。
つまり、「他の成分が酸化されるより先に酸化する=酸化しやすい性質をもっている」ということです。
そのため、抽出した緑茶は抽出した瞬間から酸化が始まり、風味が変化していきます。
そして、「宵越しのお茶は飲んではいけない」といった古くからの言い伝えもあり、ここから「酸化したお茶は体に悪い」と考える人が現在も多いのではないかと考えられます。
しかし実は「宵越しのお茶を飲んではいけない」といわれているのは、浸出液のお茶の方ではなく、急須に残った茶葉の方を指しています。
冷蔵庫のなかった時代は急須の中で茶葉が傷みやすかったため、このような言い伝えができたのでしょう。
当然、現代でも暑い時期などは、急須の中に茶葉を入れっぱなしにしていると、すぐに茶葉が腐敗してしまいます。お茶を入れたら早めに急須を洗うようにしましょう!