建築現場の必須アイテムである「石膏ボード」。
住宅から店舗まで、あらゆる建物の壁や天井の下地として欠かせないこの資材が、今年6月出荷分より一斉に値上げされることになりました。
工務店やリフォーム業者の皆様はもちろん、これからマイホームの建築やリフォームを検討されているお施主様にとっても、建築費に直結する重要なニュースです。
今回は、なぜこのタイミングで値上げが行われるのか、その背景について調べてみました。
なぜ、石膏ボードが値上がりするのか?
今回の価格改定は、単なるメーカーの利益追求ではなく、製造から物流に至るまでの複合的なコスト上昇が主な要因のようです。
1. 製造エネルギーコストの高騰
石膏ボードの製造工程では、乾燥などで大量のエネルギー(電力や都市ガスなど)を消費します。
近年の継続的なエネルギー価格の高止まりが、製造原価を大きく圧迫しています。
2. 物流費の上昇(運賃・人件費)
重量物である石膏ボードは、輸送コストが大きなウエイトを占めます。
ドライバーの労働時間規制による物流業界の課題や、燃料費の高騰により、トラック運賃の引き上げが避けられない状況です。
3. 原材料・副資材の価格上昇
主原料である石膏そのものや、ボードの表面を覆う原紙、さらには梱包資材に至るまで、あらゆる関連資材の調達コストが上昇を続けています。

現場への影響:見積もりと工期への波及
石膏ボードは一棟あたりに使う枚数が非常に多い資材です。
一般的な戸建て住宅でも数百枚単位で使用するため、1枚あたりは数十円〜百円程度の値上げであっても、総額で見ると数万円単位のコストアップにつながります。
特に注意が必要なのが、「現在進行中の商談」や「初夏以降に着工する現場」です。
5月中に契約や発注を済ませたとしても、実際の「納品(出荷)日」が6月以降になれば新価格が適用されるケースがほとんどです。
これを見落とすと、想定外のコスト増に繋がってしまいます。
今回は石膏ボード関連の値上げについてでしたが、他の建材も価格高騰が今後増々予想されます。
どんどん建築コストが上がってきますね・・・

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