連日、ニュースではアメリカとイラン間の軍事衝突について報じられています。
遠く離れた中東の地での出来事であり、私たちの穏やかな日常には直接関係ないように思えるかもしれません。
しかし、日々建材の調達や現場の管理を行っている立場から見ると、この事態はまた住宅業界に大きく影響を及ぼすことが想像され、これから家づくりを考えている方にとって、極めて重大な影響を及ぼすことになると強い危機感を感じています。
この国際情勢が私たちの家づくりにどのような影響を与えるのか、そして地域の住宅会社としてどう対応していくべきかを考えてみます。

先ずは、「原油価格の高騰と物流危機」についてです。
中東は世界のエネルギー供給の要衝であり、ホルムズ海峡の緊張状態は直ちに世界の原油価格にはね返ります。
では、原油が上がると住宅業界はどうなるのか。
まず直撃するのが「輸送コスト(物流費)」の暴騰です。
家づくりには、木材、鉄筋、コンクリート、サッシ、住宅設備など、数え切れないほどの部材が必要です。
これらは国内外の工場からトラックや船で運ばれてきますが、燃料代の高騰はそのままこれらの輸送費に転嫁され、最終的な建築価格を押し上げます。

さらに深刻なのが「石油化学製品」への影響です。
住宅には驚くほど多くの石油由来の製品が使われています。
例えば、断熱材(ウレタンフォームやポリスチレン)、塩化ビニル製の壁紙(クロス)、配管材、外壁のシーリング材、さらにはシステムキッチンやユニットバスの樹脂パーツに至るまで、ありとあらゆるものが原油から作られています。
原油価格の高騰は、これらの部材の製造原価を直接的に引き上げる要因となります。

清新ハウスでは、ウッドショック、半導体問題とこれまでも企業努力によって極力コストアップをお客様に転嫁しないよう努めてまいりました。
しかし、今回の事態は一企業の自助努力で吸収できるレベルを超えつつあります。
過去のオイルショック時のようなパニックは起きていないものの、じわじわと、しかし確実に「すべてのモノの値段が上がる」インフレの波が住宅業界に押し寄せてくるでしょう。
今、リフォーム・リノベーションも含め、家づくりをご検討中のお客様にお伝えしたいのは、「焦る必要はないが、状況の深刻さを正しく認識してほしい」ということです。
不透明な時代だからこそ、私たちはより一層情報収集に努め、可能な限りコストを抑えつつ品質を落とさないことを考えます。
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