施工事例｜無垢材で造る清新ハウスの施工事例。暮らしを愉しむ設計が随所に光る家

新潟市秋葉区川口

越後現代町家

【暮らしを愉しむ設計が随所に光る家】

【暮らしを愉しむ設計が随所に光る家】画像

豪快な構造美を出す越後現代町家。3方向に囲まれて東道路に面する敷地環境での設計だったが、この環境の良いところを取り入れ気持ちの良い暮らしが出来る工夫をした。

LDKを東南に開き、ウッドデッキをL型に配置。大型窓を開口すればソトとナカがつながり更に広がりを見せる。リビングは3帖の畳埋め込みで床座スタイル。

アプローチには家庭菜園スペースやカメを埋め込み、暮らしを愉しむアイテムを取り入れた。外皮平均熱貫流率Ua値0.48でBELS５つ星認定住宅。

一次エネルギー消費量28%削減となり、省エネルギーな住まいとなった。

家族の人数に合わせてダイニングテーブルを造り付けた。

キッチン背面の小棚は空間を活かし、利用価値が高く便利である。食器棚も全てオリジナルで造作。越後杉パネルの表情が空間にマッチし、木の温もりをふんだんに感じる仕上りに。

東南コーナーに設けた窓には障子を用い、壁の中に引きこまれていく納まり。梁の表しは越後現代町家の標準スタイル。木と漆喰と畳と障子でつくるリビングはこれから彩を添えることで更に変化する。

リビングは床座スタイルとし畳埋め込み仕上げを採用。コーナーサッシには引き込み式障子戸。

障子をあけた東南コーナーの窓。ソトからの視線を遮る板塀の高さは計算されつくした寸法。

寝室はシンプルに仕上げ、WICへは建具を設けずアクセスしやすく設計。

ギターを掛けたいとお子様のご要望から壁の一部を板張りに。

越後現代町家では吊りデッキを設けることができ、物干し場として活きる。

ウッドデッキはアプローチと一体にも見える。埋め込んだカメにはこれから水草やメダカなどを入れ、暮らしを愉しむ。

隣家との視線を考え、玄関ポーチに木格子を設けた。また、玄関ドア正面に設計した外部収納は使い勝手が良い。

ブランド	越後現代町家　echigogendaimachiya
外壁	窯業系防火サイディング+弾性リシン吹き付け塗装、ガルバリウム小波張り、木格子
屋根	ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き
内装	杉無垢フローリングt=30、漆喰塗り、土佐和紙貼り
冷暖房	エアコン、温水ルームヒーター
その他	耐震等級2、樹木、木塀、吊りデッキ、外部収納、登り梁構造、UA値：0.51[W/㎡(ｍ)･K]、BELS5つ星　BEI0.72（28%削減）